北師の歴史▽北師会館の建設

 母校のあいの里移転決定に伴って,同窓会では仮称「北師会館建設委員会(建設班・運営班)」を設置し,その在り方の調査・検討に入った。昭和63年5月には,正式に「北師会館将来計画検討委員会」を設置し,平成元年2月田中会長に将来構想を答申した。同5月に北師会館及び土地を売却し,新しい土地に会館を建設することが決議された。以後田中保会長,小川盛夫理事長を中心に河村隆盛特別参与など先輩諸氏の応援も得て,事業は精力的に推進された。土地の売買契約の締結と共に,事務所を道通ビルの一室に移し,あいの里の土地購入折衝,文部省との密接な連携と多事多難な日々の連続であった。その努力の結晶が,次のような北師会館である。  

平成3年2月あいの里に土地購入   

 ・面積1,663.04(㎡)  経費 78,329,000円  

 ・平成3年7月会館建設着工,完成4年3月   

 ・面積524,964(㎡)  経費 162,740,000円         

 ・外構工事費  22,639,000円  

 鉄筋コンクリート造一部2階建が出来上り,平成4年4月19日に喜びの落成式が行われた。建設費の総ては,南21条西12丁目の土地の売却代金で賄うことができ,2階の女子寮6室も有効に活用されている。